GOALOOKの塾長@京大生のBlog

京都で学習塾を経営している現役京大生のブログです。主に教育について、勉強法から僕の教育思想まで、つらつらと書いていきます。

情報を得るということ

 

コロナ騒動を受けて思うことがあります。

 

中国から来た手紙や荷物を触ってはいけない?

マスクをすれば大丈夫?

BCGの接種で予防できる?

人混み(都心)は危険だから帰省した方が良い?

 

世の中には様々な情報が溢れており、インターネットやSNSが普及した現代では、何もしなくてもいろんな噂が耳に入ってきます。

そんな噂に惑わされた結果、日本中からティッシュやトイレットペーパーが無くなったり。

 

あぁ、なんて愚かな国民なんだろう。

このご時世にテレビやSNSで得た情報を鵜呑みにするなんて。

 

〜〜が言っていた。〜〜に書いてあった。

 

それで右往左往。

あぁ、困った困った。

 

学校では何を教えているんでしょう。

やっぱり現行の学校教育に不満があります。

改めて思いました。

 

勉強の目的が受験合格になっており、点数を取るためだけの勉強しかしていないから、自分の頭で考えることができなくなってしまう。

 

学校が休みになったんだから、塾も休みにしてほしい。

そんな風に言う生徒もいました。

 

学校が休みになったからって、どうして塾も休みにしなきゃいけないのでしょう?

規模も形態も年齢層も時間も、何もかもが学校とうちの塾では違います。

 

学校が休みになっているのは何故でしょう?

その理由や目的がうちの塾にも当てはまるなら、まずは制限をつけて対処します。

対処しきれないと判断した時は、即座に休校措置を取るでしょう。

ちなみにGOALOOKでは、得た情報を精査した結果、『60歳以上の方と同居している生徒のみオンラインに切り替え(4月14日現在)』という判断をしました。

 

 

じゃあ何を信じればいいの?

どの情報が正しいの?

誰が正しいの?

 

という話ですが、シンプルです。

何もせず勝手に入ってきた情報はすべて疑えばいいです。

 

例えばテレビ。

家にいる間、大抵の時間はONにしていて何かしらの情報が入ってくることでしょう。

「あ、報道番組でコロナのこと何か言ってる。音量上げて。」

みたいなシチュエーション。

こんな風に入ってくる情報は鵜呑みにしてはいけません。

情報操作なんて当たり前に行なっていることですから、真実かどうかは裏を取る必要があります。

 

そもそも「何を信じればいいの?」という人。

あなたが持ってる情報のうち、能動的に得たものはどれくらいありますか?

 

能動的に取りにいった情報こそ、現時点でのあなたの最善です。

もちろんリテラシーが低ければ、それでも嘘に惑わされることもありましょうが、リテラシーも調べたりしなきゃ高くなりません。

やっぱり自分で色々と調べてみるべきです。

  

情報を得るとは、耳に入ってきたものを信じることではありません。

信用ある情報源から知見を得て、自分の頭で考え、精査し、結論を出す。

その上、何か行動指針まで落とし込めたら上出来でしょう。

 

うちの塾生には、そんな風に育ってほしいと思います。

 

事象に対して「どうして?」って思う素養。

その疑問を解決しようと考えたり調べたりする習慣。

また、その能力。

行動まで含めて自分の意志で行なう力。

 

学校の成績とは別軸で、このようなものを提供するGOALOOKのコンテンツは正しいし必要なものなんだなと、今の世の中を見て再認識しました。

色々と制限される中、初めてコロナに感謝することがありました。

よかった。

 

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