GOALOOKの塾長@京大生のBlog

京都で学習塾を経営している現役京大生のブログです。主に教育について、勉強法から僕の教育思想まで、つらつらと書いていきます。

京大生と高校生で作る社会活動の未来

こんにちは、GOALOOKスタッフのしょーじです。
本日は高校生ながら様々な社会活動に取り組む Wakana (https://twitter.com/_since01_)さんに塾にお越し頂いて、高校生が取り組む社会活動の概要、そこでの課題感などについて意見交換をさせて頂きました。
 
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最近は環境問題、地域活性、政治、教育福祉などなど、色々な文脈での高校生の活動が活発化していて、おじさんの年に近づきつつある私は感心するばかりですが、一方で高校生の社会活動が自己満足に終わっていて本質的な課題解決につながっていない、という課題感が浮き彫りになりました。
強い想いを持って行動を起こすことはとても大切なことであり、それがなければ社会の変革が起きえないことは確かですが、一方で想いだけで問題を解決できるかと言えば、それもまた否だと思います。
例えば食品の大量廃棄に関する問題、いわゆるフードロス問題が昨今注目されていますが、この問題に対して
残さず食べる!
食べ残している人に注意する!
という打ち手だと、心意気は立派でも問題の解決には至りません。問題の本質はむしろ個人ではなく企業の体質、もっと言うと大量生産、大量消費が肯定される資本主義の体質にあるわけで、この辺りの構造を理解した上で、解決策を練らなければ本質的な課題は解決しないわけです。
 
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一方でインテリ高学歴の京大生は、社会活動を頑張る高校生と比べて行動力や社交性は劣る傾向にあるかもしれません(あくまで傾向ですよ)。しかしながら代わりに彼らは高い論理的思考力、批判的洞察力、社会の構造把握能力を持っているので、この両者が連携することで大きなインパクトを生めるのでは!と話が盛り上がりました。
GOALOOK学習塾ではtanq assist(https://www.tanq-assist.goalook.net)というオンライン教育サービスを開発しており、京大生が持つ論理的思考や課題解決のメソッドの提供、それを活用しての研究活動や社会活動の実行支援を行っています。
この活動を通して、ホットな心とクールな頭脳を併せ持った高校生がより良い社会を作る担い手になってくれたらと願うばかりですし、私たち自身もその担い手になれるようこれからも邁進していきます。
それではまた。