GOALOOKの塾長@京大生のBlog

京都で学習塾を経営している現役京大生のブログです。主に教育について、勉強法から僕の教育思想まで、つらつらと書いていきます。

集中力を持続させる方法

 

 

勉強しなきゃいけないのは分かってるんだけど、ついついスマホを触ってしまう。気づけばTwitterを開いてしまっている。お、友達がなんかおもろいこと呟いてるやん。あ、インスタから通知が...。この写真めっちゃ映えてるぅー。わ、すげぇー。

ふと時計を見ると19時52分。んー、20時になったら勉強を始めるか、と決心する。そうして携帯に目を落とす...。そろそろ20時かな?と思い、再び顔を上げると20時02分。あ、過ぎてる...。よし、キリがいいから3分経ったら始めよう。...おっと、友達からLINEがきた。え、今からオンラインで狩りに行こうぜって?...しゃーないなぁ♪♪(モンスターハンターを始める...)

 

こんな経験ありませんか?僕はあります。たくさんありました。なんて意志が弱い人間なんだ、と自分を責めてしまったこともあります。でも違うんです。これは意志が弱いからやるべきことができないんじゃないんです。

 

 

人間は意志が弱くて周りに流される生き物

 

意志が弱いと自分にレッテルを貼っても、良いことはありません。自責の念で無駄に自分を凹ませるか、あるいは開き直って勉強なんかできねーし、やっても意味ねーよと思わせるだけです。そもそも、意志が弱いのはあなたに限った話ではなく、みんなそうなんです。

じゃあ、やるべきことをきちんとやってる人たちって、一体何なの?と思いますよね。実は彼らは弱い自分を受け入れて、そんな自分との付き合い方が上手なだけです。

夜寝る前に、翌日1日のスケジュールを分単位で立てる人

家の部屋中に、自分に向けた言葉を書いた紙を貼ってる人

人との予定(一緒に勉強するとか)を入れて無理やり自分を動かす人

みんないろんな方法でやっています。ちなみに僕は上に書いたのを全てやっています。自分が弱い人間だと分かっているから。すぐに自分を甘やかしてしまうから。最近は、長期の予定を立てるときは「〜〜日までに〜〜に経過を見せる」というのをチェックポイントとしていくつも入れるようにもしています。

今日は「集中力を持続させる方法」として上にも書いた「自分に向けた言葉を書いた紙を貼る」というのをご紹介します。

 

 

脳で処理する情報の90%は、目から入る情報 

 

「人は見た目が9割」なんてよく言われますが、実は的を射ていて、人間が脳で処理する情報のうち90%は、目から入ってきた視覚情報なんです。だから勉強中も、あるいは勉強なんかしていない時でも、目に入る情報には気を配った方が良いのです。部屋を見渡した時、漫画が目に入る、テレビもある、ゲームもある、スマホもある...。こんな状況で勉強できますかね?まるで娯楽に溺れてくれと言われているかのようです。そしてもうひとつ、

勉強中に集中が切れ、ふと顔を上げたとき最初に目に入ってくるものが、その後の集中力に大きな影響を与える

という心理学的効果があります。「〜〜大学合格」と書いた紙を目の前の壁にでも貼っておくことは、案外効果が大きいというわけです。これはすぐにでも実践できます。すぐやってみましょう。僕は家中、目標とかやることを書いた紙だらけです。騙されたと思って試してみてください。効果が出たら、この記事にコメントくれると嬉しいです。「効果出たよ!」「やってみてよかったよ!」って。

 

 

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